本マグロの天身が好評を続けていることで、「更に次の段階に進めて行きたいと思います」という通販会社の担当者のお声掛けがありました。「是非とも次は中トロと大トロを提案して頂けませんか」との具体的な内容が続いたので早速検討に入りました。まぐろまんの元々のスタートはキハダからで次がメバチ、更にキハダのグレード違いと順次拡大していき、昨年から本マグロに挑戦しました。最初は赤身から始めたのですが「変色の問題」が壁になってなかなか前に進めませんでした。そんな中で希少部位ではありますが天身に標準を定めたところ思う以上の効果が表れ、検査機関でも「賞味期限1ヶ月」を付けても問題なしと言う評価が出ました。味的にも予想以上の人気ぶりで昨年中ごろから大いにフィーバーしました。さて今回は中トロと大トロでマグロとしては最終段階の究極の課題になります。とにかく変色の原因は「脂分」ですので、それが多くなればなるほど変色も早くなります。現段階で1ヶ月間はどうしても無理ですが、1週間なら出荷オッケーの許可が出ています。念を押して「着荷当日か翌日には食べて頂く」という条件を付けて提案することになりました。