東京出張3日間の営業で全く初めての新規営業に行った時のお話。あまり使ったことのない京王線に乗車し調布市で下車、地図を見ながら歩くこと15分。目的地の会社のちょうど手前に神社があったのでお参りしてから定刻で訪問しました。支店長と主任の二人で対応して頂き、終盤になって帰社した営業の方3名にも商品説明をしました。あらかじめ届けておいたサンプルを主任さんが解凍してくれましたのでそれをテーブルに置いて商談に入りました。「9時に解凍したんですが2時間過ぎても色が全く変わりませんね」と途中で感想が入る中、和やかに進んでいきましたし、後から入って来られた3名の方々の良い意味での衝撃も加わってまぐろまんは高評価でした。その後数日が過ぎて今日また主任さんから電話を貰いました。「あのまぐろまんは本当にキハダですか。本マグロのような味と食感、そして何といっても本当に色が変わらないのには驚きです、本当に凄いことです」という感想を頂戴しました。あまりにも感動している様子なのでちょっと水を差さなければと「ただ、原料は天然なので漁場によっても違いますし、時期や漁船それに部位によっても色が濃かったり薄かったりすることはありますのでご承知置き下さい。ただまぐろまんの特徴は品質を上げるわけではなく、元々の品質を出来るだけ維持するというイメージを持って営業してください」と念を押しました。既存のマグロを扱っていることもあってその違いに相当な衝撃を受けたものと思います。