亡くなった父も生きている老母も白内障の手術をしていましたのでどうやら眼疾患の血筋のようで5年前に同じく白内障の手術を受けました。更に芳しくないことには緑内障まで発症していることが判明しました。現代人の多くが患うような目の病気ですが、進行状況に全く自覚症状が無いことが問題です。私の場合も知人の眼科医に薦められて検査した際に発見したのが30年近く前のことです。その時から「治る病ではない」と断定され「治療薬もないし自覚症状も全くない。しかし放置しておくと確実に視野が狭くなっていって最終的には失明する」とはっきり言われました。唯一の方法は、一つの原因である眼圧を下げるための点眼薬を毎日欠かさずに指し続けることでそれ以外に道はないとも言われて来ました。最近近くに専門の眼科医が見つかり通院することになったのですが、「レーザー施術を受けてみたらどうですか」と言われ、昨年5月に右目を施術した経過が良好(眼圧が下がっている)ということで、今日左目の施術を行ってきました。コンタクトレンズを装着した後にレーザー光線を90回打たれました。耐えられないほどではないですが、左後頭部がズキズキ痛んで来ます。それはやる前から分かっていたことであり、右目の時も同様でした。術後も1週間程度は痛みに悩まされますが、その後は全く問題なく生活が出来ます。目は本当に自分にとっては命です。もし寿命が尽きる前に失明したらと考えると絶望感に襲われてしまいます。残りの人生は目を大事にしながら生きていきたいと思います。