営業を担当していて一番困ることの一つに「やり取りが上手く行かないこと」があります。まぐろまんという商品だけではなく、一般的に営業は形があるとかないとかに関わらず人と人が様々なやり取りをしながら信頼関係を積み上げつつ最終的な結論まで持っていく作業だと思っています。ところが最近の事例の中にサンプルを送るまではいろいろやり取りが出来るのにその後はピタリと音信が途絶えてしまうというケースに遭遇したことがあります。当然サンプルを提供したからと言って全てが成約に結び着くなどとは考えてもいません。むしろそうでないことの方が多いかもしれません。ただサンプルを受け取り、商品を確認されたり、試食して見られたり、その他いろいろ試されたと思うのですが、その内容が伝わって来ないことが一番悲しいです。逆に言えば、同じことを自分もしているかも知れないと思いながら「わが身を正そう」と思うところです。実は今回のシーフードショーで出会えたある通販会社様と何度も何度もやり取りさせて頂いていて、まだ最終結論を頂いておりませんが、その方が本当に有難いです。じっくりと煮詰めながらお互いのメリットとデメリットを擦り合わせ共通点や妥協点を見つけていくことが本当の営業だと思っております。まぐろまんの開発者曰く「まぐろまんは商品力だけはしっかりあるが、ないのは営業力とブランド力だ」と。その営業力を磨くのが我々の仕事です。