「おそらく2億円くらいの赤字になるでしょう」と担当部長は話してくれましたが、こんな事態は勤続30年で初めてということでした。しかし社員たちは全く負けていなくて「月に一度でも朝市を開きましょう」と提案があり、2時間ほどで30万円以上の売上にはなるそうです。社長が命令するからではなく社員一人一人がいろいろ会社のことを考えて考案する風習があるのは素晴らしいことだと感じました。今までに行ったことがない「老人施設」にも営業を掛けるようになり、そこでまぐろまんがかなりの評判になっているとのことで詳細を伺いました。営業マンが自分のエリア内でマンションのベランダを見て「ここは老人施設だ」と目を付けて訪問するそうで、そこでまぐろまんを紹介すると「価格的には従来の商品よりはかなり割高だが使いやすさと人件費削減を考えれば納得だ」と言って導入を決めてくれると言いました。ボトムアップの風習が定着している会社だからこそと思いながら、社員の皆さんのイキイキした顔が目に浮かぶようでした。