先週は「脳血流シンチグラフィ検査」と今週は「頸動脈エコー検査」を行った家内が「その検査結果を一緒に聞いて欲しい」というので病院の医師を訪ねて行きました。検査記録を示しながら「動脈硬化症が2ヶ所ほど見られますが、この程度ならまだまだ大丈夫です。特効薬は特にありませんが、ストレスを抱えないこと、偏った食事や塩分・脂分を取りすぎないこと、良く運動をすること、喫煙や飲酒をなるべく控えること、血圧を安定させること、そして規則正しい生活を送ることで症状を抑えることが出来ます」との所見を述べられました。心配性の顔がみるみる明るくなり、弾んだ声で色々質問を浴びせていましたが、医師は一つ一つに熱心に誠意をもって受け答えしてくれました。「年齢的なものもありますから1年に1度はこの検査をして下さい。今の段階で大きな心配は要りません」と明言され、晴れて病院を後にしました。真っ青な空を見上げながら本当に嬉しい気分になりました。昨年1月は甲状腺の切開手術を行って来ただけにまた大きな病気をしたらどうしようと本人は本当に不安だったようです。それが「大丈夫」と太鼓判を押されてワクワクしている姿が手に取るようでした。長年連れ添った仲ですが、「ピンピンコロリンを目指し、とにかくどちらも大きな病気をしないように元気で励まし合って生きて行こう」と常々語り合って来ました。そして今日は二人が出会った時の最初の写真を出して来て、「この時の気持ちを忘れずに」を合言葉に再出発をしました。(今日はどんな宣告を受けるのかと心底悩んでいたようでしたから)