今でも週に2回はテレワークをしているという大手食品商社の営業部長と一緒に居酒屋チェーンの本部に同行営業に行って来ました。担当者の次長が到着と同時に出迎えてくださり、早速商談ルームに案内されました。「とにかくそんなマグロが本当にあるのか、前回の商談でのお話をみんな半信半疑で聞いていただけではなく、今日持ってきていただくサンプルを本当に楽しみに待っていました」と開口一番切り出されました。そして持参した保冷バックを見ながら「その中にサンプルが入っているんですか」と尋ねられ「そうです。いつもこのようにして持参しています」と返事をすると「普通マグロはそんな形で持ち歩けないでしょ」と。すると隣に待機していた営業部長が「待ってました」とばかりにまぐろまんの商品説明に入っていきました。こちらが聞き惚れてしまうような流れる口調でひとつひとつ丁寧に紹介される姿に感嘆してしまいました。相手の次長も「それが全て真実なら我が社にとっても大変ありがたい商品です。30店舗ほどのチェーン店から試してみたいですね」との返答でした。商談ルームには調理施設がなかったことから次長は「早速解凍して色目やドリップなどを検証してみようと思います」と言ってくださり、「価格も通常のマグロの倍以上のような破格でなければ十分に検討の余地はあります」とのことでした。コロナ禍でなかなか外出できなく営業に飢えていたような部長の姿を拝見して非常に頼もしさを痛感しました。今はまだ十分な生産体制が出来ていなくてこの部長の願い通りには行っていません。しかし将来はこの商社一つでまぐろまん全国制覇できるような規模の企業ですので、そことお付き合いさせて頂いていると思うと感無量になります。今日は11月30日、月間では過去最高の出荷量を記録していますが、まだまだ工場の生産体制に不安がよぎります。