円安が止まりません。一時145円に触れるほど下落が続いている中、水産物の小売業はどうなっているかと大阪市内の百貨店を巡ってみました。まぐろまんの原料であるキハダマグロ(天然・解凍)に目を向けてみると、A百貨店では100gあたりで461円(税込498円)でしたし、B百貨店では680円(税込734円)でした。写真画像では分かりにくいですし、実際はパック詰めなので判断は難しいですが、価格面から見てもB百貨店の方がレベルは高いように感じました。問題はやはり円安傾向のために原料原価が高騰し、それが一般小売価格にも大きく影響しているものと思いました。キハダの価格で、4,600円~6,800円というのは20%~30%程度は値上がりしていると思われます。まぐろまんの製造現場でもその影響はかなり大きく非常に厳しい状況に晒されていることは事実です。ニュースでは大手回転ずしチェーン店が1皿110円をとうとう115円に引き上げざるを得ないという苦渋の決断をしたようです。コロナ禍、ウクライナ紛争、そして円安と厳しい中ですが、逆境に耐えながらもしっかり営業を続けて参ります。