人気では河野氏が優勢ではないかと見られていたが以外に伸びず第1回目でも1位が岸田氏で1票差で2位に。そして決選投票では国会議員票を手堅く固めた岸田氏が当選を決めました。100代目の内閣総理大臣に就任することになり、実質日本丸の船長に決まりました。目先のコロナ対策はもちろんですが、10年先20年50年100年先を見据え、確かな羅針盤を持って正しい舵取りをして貰いたいと率直に思います。課題は山積していてどの分野を取っても深刻極まりない内容ばかりですが、国の最高責任者としての一番の仕事はその名が示す通り「責任を取る」ということだと思っています。当然、右と言えば左の意見も出て来るでしょうし、前と言えば後ろの考えもあるでしょう。特に民主主義の世界では様々な意見があってしかるべきですが、決めるまでの議論は尽くし、聞くべきところはしっかり聞きながらも、最後に決めて実行するときは迷わずに果敢に行動を起こし、最後は必ず「私が責任者なので、私が責任を取る」と国民の前にきっぱり宣言できる首相になって貰いたいものです。首相などという席は、なりたい人は沢山いてもなれる人は一人だけです。1億2000万人の命を預かる者として、決して後悔することがないように自分の主義主張を出来るだけ分かり易く丁寧に説明し、納得させ、やり切れる首相になって欲しいと願います。