WHOのテドロス事務局長「まだ到達していないが、終わりが視野に入って来た」との発表で、収束に向けて感染拡大防止への継続を訴えたとニュースが伝え、全面期待ではないが微かな光が差し始めた感じがしました。日本も減少傾向にあるとはいえ連日8万人程度の感染者数があり、油断は出来そうにありません。秋から冬にかけての「第8波」も懸念材料であることは間違いありませんが、オミクロン株に対応するワクチンも始まることから完全収束というよりも共存(WITHコロナ)の時代へと向かっていくように思います。強烈なインフレと円安が加わって本当に厳しい状況下ではありますが「明けない夜はない」ことを信じて前に進むのみです。得意先からは「まぐろまんはまた次の値上がありますか」という質問の連絡を頂きました。115円当時の安定期で輸入していた原料原魚ですが、145円近い現状では原料だけでも25%以上の値差が出ていますので値上げは余儀なくされています。ただ自社努力で何とか抑える工面をしながらこの難関を乗り越えることが出来ればと協議は進めています。複雑な社会変動の中で「まぐろまん」を定着させ安定価格で安定供給させることは至難の業ですが、挑戦し続けて行きたいと思います。