国連は今日11月15日を「80億人の日」と定めました。今朝の新聞を見ながら頭がクラクラして来ました。若かりし頃(70年代)「世界の人口は30億人」というのが頭の片隅に残っていてそれがずっと離れずにいましたが、生きている間に80億人に到達し、更に100億人になりそうな気配です。記事では中高所得国では人口は減少し少子高齢化が進む一方アフリカなど低所得国ではまだまだ人口増加が加速されるとありました。地球を一戸の家と考えるなら、『当初は住人も少なくそれなりに快適だったのが急に同居者が増え始め、しかも働けない高齢者や病人だけが部屋の大多数を占め、働く人がほんの僅かになって身動きが取れないばかりか、家も築年数が重なり、台風などの災害を受け続けてかなり修繕が必要になっている状態』のように思われます。表を見ると300年前には10億人だった世界時人口が36年後(2058年)には100億人の大台に乗ることは間違いないようです。私たちはともかく子供や孫たちの世代にどのような地球を残していくのか、本当に深刻に真剣に考えなければならない時代です。戦争などしている場合ではないし、国と国が争っている時でもありません。先人たちが創り上げて来たこの美しい地球星を、たった一つしかないこの地球星を後世に残すために叡智を結集させなければなりません。