今朝は蝉の鳴き声で目が覚めました。梅雨明けはまだ先のことかと思っていましたが、今朝の天候で一斉に鳴き始めた感じです。カレンダーを持ているわけではないのに必ずこの時期になると鳴き始め夏を告げる風物詩になっていてついつい遠い昔の田舎の風景が浮かんで来ます。また蝉は幼虫の期間が7年なのに成虫になると7日間しか生きられない(実際は多少違いもあるようですが)ということで「儚さ」の象徴のように言われることもあります。彼らには当然時間の概念や感覚などはないのかも知れませんが、私たちはその短い生涯を見ながら何を悟ればいのでしょうか。授かった人生を十分に生きて悔いのない生涯を生きているだろうか。蝉の鳴く声を聞きながら感慨深い朝の目覚めでした。