『ありがとうございます。一度注文したいのですが、見積もりいただけますでしょうか?どれくらいの単位で頼めます?今どのマグロがイチオシでしょうか?』先月開催された2次問屋「リカー&フードフェス2022」展示会に参加された某居酒屋のご主人からの問い合わせです。1ヶ月が過ぎてもこのような内容での連絡が定期的に入ります。課題は、中間に1次問屋と2次問屋が入っていることで直接見積もりを出すことが出来ず、まず1次問屋の担当者に連絡し、2次問屋に伺いを立てて、改めて2次問屋の担当者からこの居酒屋に見積書を提出するというルールに沿って進めなければなりません。2次問屋は、酒類が専門で今回の展示会を通じて食品も扱う方針を出しましたが、12月は何と言っても本業(酒類)の書入れ時です。どうしても食品は、扱った経験がない分、後回しにされがちです。そのデリケートな部分を上手くクリアしながら両社が上手く行くようにするのが我々の務めです。居酒屋のご主人はかなりまぐろまんを気に入っておられ直ぐにでも届けて欲しいような雰囲気で電話して来ましたし、その後にメールも届きました。それでも長い目で見れば「ルール遵守」を大原則で進めるべきです。この2次問屋(酒類)には何か鉱脈があるように思えてなりません。