2019年9月に新工場が完成しいよいよ本格的なまぐろまんの自社製造が開始しました。知名度や販売実績もほぼない中からのスタートでした。勢い込んで出発しましたが、いきなり「コロナ禍」という大きな壁にぶつかりながらも必死に製造と販売に尽力して来ました。当初はあまり公認を受けませんでしたが徐々にその効果を認めて貰い、「ブランド力も販売力も乏しいが、まぐろまんには絶対的な商品力がある」と開発者の信念と言葉を信じてようやく拡販に光が見え始めました。コロナも下火になった今年に入って少しずつ前年を上回りGW(ゴールデンウィーク)でピークに達しました。「生産が追い付かない」「これ以上は増やせない」との工場の悲鳴を聞きながら何とかGWは乗り越えましたが、未だに生産量は追い付いていない状況です。営業サイドからすればもっと新規獲得に努めたいところですが、これ以上増やすと既存客に対して供給できないことになり兼ねないとしてストップがかかりました。工場としては「閑散期に繁忙期のための在庫作りに励む」ということになり、営業サイドとしてもそれを理解し受け止めながら新しい営業方針を模索して行くという現状になりました。