新型コロナウィルスが日本に上陸して1年半以上が経過しました。その間に感染した総数は130万人を越え、死者数は15,000人以上になりました。ワクチンが開発されその効果で高齢者の感染数は減少傾向ですが、若い世代の感染者が急増し、今なお5波と言われ増加は止まるところを知らず、緊急事態宣言もどこ吹く風のように変異したデルタ株が蔓延し始めています。そんな中、SNSから1通の情報が入って来ました。「イベルメクチンが新型コロナに対して効果を発揮している」とのことで、主に北里研究所の先生方が研究し発表しているというニュースでした。もしこれが本物の情報なら正に救世主です。臨床例もあり死亡者数はゼロだということです。しかしどうしてそれが大々的にニュースにならないのか大いなる疑問です。ネットで調べてみると「イベルメクチンこそ新型コロナの特効薬」を信じてはいけない5つの理由、なるものが出てきました。読んでみれば確かに一理はありますが、世界では2億人を遥かに越える感染者と国内の自宅療養者の深刻さを考えると待ったなしではないかと思います。予防的にはワクチンを、そして特効薬としてはイベルメクチンを早急に検討し結論を出して頂きたいものです。ちなみにイベルメクチンはジェネリックの市販薬が既に発売されていて、錠剤を飲むだけということでした。