携帯電話の登録されていない番号から呼び鈴がなりました。「松山の本社で名刺交換させてもらった者ですが、突然の電話で申し訳ありません」と前置きして「実は我が社の塩サバをどこか紹介していただけませんか、大手スーパーと取引していたのですが安い中国産に乗り換えられてしまって困っています」とのことでした。サバ独特の匂いはしなくて一度使って頂ければ良さを理解してもらえてほとんどリピーターになってもらえますが、原料がノルウェーと国産なのでちょっと価格面で躊躇される懸念があります」と説明され、「このコロナ禍を乗り切るために何とかしたいので是非ともご協力を」と懇願されました。同じ営業を行うものとしては「お互い様」なので何とか出来ることは協力させて頂きますと返事をして見積書を送って貰うことにしました。商品は違いますが水産事業を担う同業者ですから共に生き延びる道を模索していきたいと思います。