東海地方で行われて問屋さんの展示会に参加させて頂き、その後の処理やサンプルの手配などをしながらコロナ禍の最中ではあったがなかなか意義深い展示会だったと振り返っています。地方都市の中堅クラスの展示会に大手メーカーはじめ数十社が集まって行われました。さすがに例年ほどの人出はなかったようですが、会場内でひと際目立っていたのは主催者側の社長の姿でした。とにかく最初から最後まで来場者のお客様に付いて回りながら、ブースごとの商品の特徴を的確に指摘してお客様を納得させていました。まぐろまんのブースにも何度も立ち寄って「このマグロは奇跡のマグロです。全く色が変わらないので我が社もとうとう超低温の冷凍庫を導入して保管しながら販売しています」などと我々よりも熱心に案内していました。更に営業担当の息子さん二人が、動員したお客様にピッタリ付き添って丁寧に接待していましたが、おそらく年齢的にはまだ20代半ばだと思われます。今回で20回目だとのことでしたが、二人の息子さんを見ながら「この展示会はあと30年や40年は続くだろう」と思いました。昨今後継者問題が課題の一つですが、この問屋さんはその点は大丈夫だなとつくづく感じました。