得意先から「サヨリを何とか販売して欲しい」という依頼を受けて動き出しました。中国産のフィレで問題点は賞味期限です。3年間なのですが今年12月31日で切れるのであと半年しかありません。大急ぎでまずは一斉メールで案内状を送りました。何件かは問い合わせがあったり、サンプルを要求されたりしましたがなかなか成約までには至りませんでした。そこで懇意にしている得意先に電話してみると「えっ!サヨリ?そんな案内が来てたかな。何時の事?」ということでメールを送った日付を示して確認してもらうと「あっ!あった、あった。ゴメン、スルーしてた。」とのことでちょっとがっかりでしたが、再度説明すると「そんなことなら今からでも案内してみる」と言って貰いました。自分の商売のことでは100%頭が一杯になっていますが、他人の商売に関してはそう言えば「私もほとんどスルーしてるな」と思うと決して責められるものではありません。取捨選択されながらも、如何にしてこちらの商品を受け止めて貰い、扱ってもらうようにするかが「営業」の原点です。今回は他社のサヨリをどうやって販売の手伝いをするかですが、同じことをまぐろまんにもしっかり当てはまると思いつつ、本業の「まぐろまん」への更なる熱意が湧いてきました。